mt富士ヒルクライムぶちかましてきました。
だいたいのことは携帯から速報しました。
こんどは私のこと。
まるまる2週間乗っていないので、なんとかしなくちゃ。
で、
河口湖のホテルから受付会場まで自転車で、
ゆるい上りなのにぜんぜん調子が出ない。
ペダリングもぎこちなく、すぐに太腿がパンパンになっちゃう。
受付。ショップ物色も早々に、
ひとり、悪あがきの練習。
スバルラインと平行している滝沢林道を上っていきました。
(吉田口登山道。スバルライン五合目まで上れます。)
車はほとんど無し。森の中の雰囲気も最高。
勾配はちょっときつくて、たぶん5〜8%が延々と続いています。
ゆっくりのケイデンスでペダリングに意識して。
けっこうきついけど、ペダリングを戻さないと...
気が付いたら12kmも上っていました。
けっきょくペダリングは戻らず。
あー、 焦る。
あしたも早朝から悪あがき練習するぞ!
で、 レース当日。
荷物を預けて、そそくさとまた滝沢林道へ、
疲れが残るリスクはあるけれど、
ペダリングが戻らないとレースにならないので...
なんか昨日と違う。 ちょっとは戻っているみたい。
アスリートクラスのスタートぎりぎりまで走っていました。
(私のクラススタートは20分おくれなので)
クラスの最後尾で走り出し。
そこでちょっとトラブル。
メーターみたら距離表示だったので時間表示に切り替えようと、
カチャカチャとメーター押していたら、強く押しすぎたか
メーターがはずれて飛んでいってしまった!
「あー! やばい! ....まっ、いっか。」 ちょっと走って。
「いやっ。 時間がわかんないとまずいだろー。」
後ろに気をつけてUターン。もどってメーターをひろいました。
「なにやってんだろなー」
レースになるとみんな速い。
少しオーバーペースで徐々にまわりの人を抜きながら一合目に。
とにかく。 10km地点で「何分?」かが私にとって最重要でした。
じつは、私は、本気で、1時間40分切りを狙っていました。
ヤビツ峠(11.8km。650m上り)で49分になっていて。
スバルラインはその倍。時間もその倍。って聞いているし。
だから1:38:00が目標でした。
だから10kmで39〜41分。
43:00でした。 「くっそーっ!!! だめじゃん!」
体の調子と相談し。 泣く泣く諦めて。 1時間45分切りに切り替えて。
あきらめずにゴールまで全力だー!
3合目から4合目までの区間は勾配もきつくなく、
スピードに乗せやすい美味しいところです。
が、
ここでたれてしまった。 ペダリングの力強さが無くなっていき...
美味しいところでスピードが乗らない。
「なにやってんだっ!!! ここでがんばらないとタイムアップしないぞっ!」
どんどん時間を失っていく。 焦るっ! 汗るっ! アセルー!
「まずいっ! へたしたら50分?!」
20km。お庭.駐車場の激坂を越えて...
最後の平坦区間は下ハンにぎって渾身の激踏みでした。
まわりをごぼう抜き。
そして、
ふくらはぎを片方ずつ攣って。
ふとももも全部攣って。
ゴール前の上りは激痛で泣きながら(ほんとうに涙が出ました)
1:44:51 (私のメーターでは)
「あー なんとか45分は切れた...」
「ゴールした選手は止まらずに進んでください!」
無理っす。 激痛で一歩も動けませんでした。
倒れることもできず。しばらく顔をゆがめて棒立ちでした。恥ずかしい...
公式記録は1:45:06。
落としたメーターを拾いに行って15秒しかロスしなかったんだ。
仲間は、「昨年1:53:45から9分も縮めたじゃん」って激励してくれますが。
私にとって。40分切れないと意味がないんです。
あー なんでだろー こんなに練習しているのに効果が出ない。
私にはヒルクライムは向いていないのかなぁ... 悲しいなー
仲間のキング依りちゃんは、ヤビツ42分で、富士は1:19。
つまりヤビツの倍より5分(6%)速い。
学ブッチは、ヤビツ41:30で、富士はほぼその倍。
なのに私は、ヤビツ49分で、1:45。 7分(7%)も遅い。
うーん... 何が悪いんだ...
原因はあるはず。
なんとなくではなく。原因を考えよう。
でないとタイムアップは無理ですね。
私の年齢になると、「根性」で得られる効果は若い頃より小さいのです。
もっと軽量化? サドルもまた変えちゃう? ...
懲りないなー アホかっ
かろうじて自転車引退はとどまったので。
一から出直し。 練習再開
影で真っ黒って、レース結果に憮然としている3人。
左から、学ブッチ、キング依りチャン、ノッブ王子。
真ん中で1人さわやかに微笑んでいる、tuji☆。
みたいに見える写真ですね。
富士山は私たちの遥か上で、悠然とでかい。